ChatGPTのMemory機能ってどんなのだろう

ChatGPT

ChatGPTに新機能として記憶に関係する機能がリリースされるそうです。記憶の機能ってどんなのがリリースされるんだろう。本記事ではOpenAIのブログを参考に記憶機能に関する情報を簡単にみていきます。実際の記事が見たい方は下記のリンクまたはOpenAIのブログから確認してみてください。

Memory and new controls for ChatGPT | OpenAI
https://openai.com/blog/memory-and-new-controls-for-chatgpt

ChatGPT を使用してメモリをテストしています。すべてのチャットで話し合った内容を覚えておくと、情報を繰り返す必要がなくなり、今後の会話がより便利になります。

チャットの中身を記憶しておけば、情報の繰り返しが減り会話の手助けになると謳われています。確かにChatGPTを使っていてワンスレッドで何回も会話を繰り返すと、ChatGPTの返答の中で、初めに設定した条件を忘れることがあるんですよね。

例えば、語学の勉強にChatGPTを活用していて、「自分の発言が誤っていたら正しい表現も教えてください」という入力をしていて会話を続けます。初めは間違いを正してくれますが、会話を重ねるうちに抜け落ちていくことがよくあります。その度に、もう一度お願いを伝える必要が出てきます。

記憶機能とはこのような発言も覚えてくれるということなのでしょうか・・・

記憶機能について

ブログには下記のように記載がありました。

  • あなたは、会議メモの見出し、箇条書き、アクション項目を下部にまとめたものを好むと説明しました。ChatGPT はこれを覚えていて、会議をこのように要約します。
  • あなたは ChatGPT に、近所のコーヒーショップを経営していると伝えました。新しい場所を祝うソーシャル投稿のメッセージングをブレインストーミングするとき、ChatGPT はどこから始めればよいかを知っています。 
  • あなたには幼児がいて、彼女はクラゲが大好きだと言いました。ChatGPT に誕生日カードの作成を手伝ってもらうと、パーティー ハットをかぶったクラゲが提案されます。 
  • 25 人の生徒を抱える幼稚園の教師として、あなたはフォローアップ アクティビティ付きの 50 分のレッスンを好みます。ChatGPT は、授業計画の作成を支援するときにこれを記憶します。

会話の中の重要なトピックだと思われる部分を、ポイントごとに記憶してくれるということでしょうか。また、別の会話でもその記憶を保持していると、勉強や仕事で記憶機能に助けられる機会が増えるかもしれません。

本機能は一部ユーザからすでに搭載されているとのことです。実際に手元で使えるようになれば、使い勝手などを共有したいと思います。

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